第1章 パッケージ管理 ・ ドリル 13 / 100 ・ [[000 - はじめに(使い方と目次)|目次]]<br> ← 前 [[012 - パッケージをインストールする]] ・ 次 → [[014 - 大学のネットワークからインストールする]] > [!info] インストールと読み込みは別の操作です > インストールはパッケージを本棚に置く作業でした。しかしRは起動するたびに「どの本を今日使うか」を改めて指定する必要があります。この作業が**読み込み(load)**です。 > > `library(パッケージ名)` が読み込みの命令です。インストールのときと違い、パッケージ名を `"` で囲まなくてもよいのが特徴です(囲んでも動きます)。Rを再起動するたびに `library()` を実行する必要があります。インストール済みでも読み込まないとそのパッケージの関数は使えません。 > [!note] library(パッケージ)と function(関数)の違い > **パッケージ(library で読み込むもの)は、複数の関数をまとめた「詰め合わせ」**です。`library()` を1回実行すると、その中に入っている多数の関数が一度に使えるようになります。実際に仕事をするのは一つひとつの**関数(function)**の方です。 > > ``` > library(dplyr) ← 詰め合わせを1回開く > │ > ├─ filter() ┐ > ├─ select() │ この関数たちが > ├─ mutate() ├ まとめて使える > ├─ arrange() │ ようになる > └─ … ┘ > ``` > > ヘルプ `?関数名` が引けるのも、実体を持つのも関数の方です。`?dplyr` ではなく `?filter` のように、調べたい**関数名**を指定します。 > > どのパッケージの関数かをはっきりさせたいときは `パッケージ名::関数名` と書けます。たとえば `dplyr::filter()` は「dplyr パッケージの filter 関数」という意味です。`::` を使うと `library()` で読み込んでいなくても、その関数だけを直接呼び出せます。同名の関数が複数のパッケージにあるとき(例: `stats::filter` と `dplyr::filter`)に、どちらを使うか明示するのにも役立ちます。 ## 問題 `ggplot2` パッケージを読み込み、バージョンを `packageVersion()` で確認してください。 > [!tip] ヒント > `library()` はエラーが出なければ成功です。`packageVersion("ggplot2")` でバージョン番号を確認できます。 > [!success]- 回答を見る > ```r > library(ggplot2) > packageVersion("ggplot2") > ``` > ``` > [1] '4.0.2' > ``` > エラーなく `[1] '4.0.2'` のようにバージョンが表示されれば、読み込み成功です。バージョン番号は環境によって異なります。