第1章 パッケージ管理 ・ ドリル 13 / 100 ・ [[000 - はじめに(使い方と目次)|目次]]<br>
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> [!info] インストールと読み込みは別の操作です
> インストールはパッケージを本棚に置く作業でした。しかしRは起動するたびに「どの本を今日使うか」を改めて指定する必要があります。この作業が**読み込み(load)**です。
>
> `library(パッケージ名)` が読み込みの命令です。インストールのときと違い、パッケージ名を `"` で囲まなくてもよいのが特徴です(囲んでも動きます)。Rを再起動するたびに `library()` を実行する必要があります。インストール済みでも読み込まないとそのパッケージの関数は使えません。
> [!note] library(パッケージ)と function(関数)の違い
> **パッケージ(library で読み込むもの)は、複数の関数をまとめた「詰め合わせ」**です。`library()` を1回実行すると、その中に入っている多数の関数が一度に使えるようになります。実際に仕事をするのは一つひとつの**関数(function)**の方です。
>
> ```
> library(dplyr) ← 詰め合わせを1回開く
> │
> ├─ filter() ┐
> ├─ select() │ この関数たちが
> ├─ mutate() ├ まとめて使える
> ├─ arrange() │ ようになる
> └─ … ┘
> ```
>
> ヘルプ `?関数名` が引けるのも、実体を持つのも関数の方です。`?dplyr` ではなく `?filter` のように、調べたい**関数名**を指定します。
>
> どのパッケージの関数かをはっきりさせたいときは `パッケージ名::関数名` と書けます。たとえば `dplyr::filter()` は「dplyr パッケージの filter 関数」という意味です。`::` を使うと `library()` で読み込んでいなくても、その関数だけを直接呼び出せます。同名の関数が複数のパッケージにあるとき(例: `stats::filter` と `dplyr::filter`)に、どちらを使うか明示するのにも役立ちます。
## 問題
`ggplot2` パッケージを読み込み、バージョンを `packageVersion()` で確認してください。
> [!tip] ヒント
> `library()` はエラーが出なければ成功です。`packageVersion("ggplot2")` でバージョン番号を確認できます。
> [!success]- 回答を見る
> ```r
> library(ggplot2)
> packageVersion("ggplot2")
> ```
> ```
> [1] '4.0.2'
> ```
> エラーなく `[1] '4.0.2'` のようにバージョンが表示されれば、読み込み成功です。バージョン番号は環境によって異なります。