## 図表は単独で理解できるようにする 図も表も、本文を読まずに、それだけを見て意味がわかるように作ります。読み手を図表から本文へ読み返しに行かせてはいけません。略語は図ごと・表ごとに、そのすぐ下で毎回フルにスペルアウトします。Table 1 にも Table 2 にも、同じ略語の説明をそのつど書きます。 ## 作図ツール - グラフは R などで作ったものを、そのまま使います。PowerPoint で作図しないでください。素人感が出ます(Elsevier も明示的に禁止しています)。 - 複数のパネルを1枚の図にまとめる配置作業は PowerPoint で行ってかまいませんが、その場合は高解像度の画像として書き出し、1枚の画像として貼り付けます。グラフを並べてグループ化しただけのものは使えません。 - パネルを縦に並べるか横に並べるかにも意味があります。横並びのほうが見やすいことが多いです。 ## フォントとラベル - パネルのラベル(A, B, C)はサンセリフフォント(Helvetica など)にします。セリフフォント(Times のように文字の端が払われた書体)は使いません。 - 軸のラベルは略語ではなくスペルアウトします(GLS ではなく Global Longitudinal Strain)。 - 時点は「pre / post」ではなく「Baseline」「1 year」のように具体的に書きます。 ## 載せる図を絞る 有意差がなかっただけの図は載せません。あるパラメータ(たとえば EF)を載せるなら、関連する指標(たとえば E/e')もそろえて、パネル数を整えます。 ## 図の引用の仕方 - パネルを細かく(2B-1、2B-2 のように)引用しないでください。「Figure 2B」とまとめて引用します。矢印のレベルの細かい指摘は、図の legend 側に書きます。 - パネルの並び順(A, B, C…)は、本文で説明する順番に合わせます。3D を説明したあとに 3A へ戻るような順序は避けます。並べ替えて「Figure 3C and F を参照」のようにまとめて引用します。 - 複数の図は、一つの説明文でまとめて言及します(「Figure 2A, 2B, 3A を見るとわかる」)。1パネルずつ読ませないでください。 ## Figure legend と Table の構造の違い Table はタイトルが上にあり、表そのものが文章として完結します。Figure は図と legend(説明文)がセットで、legend は図の下にまとめます。両者は構造が違うので、それぞれの作法に従います。 略語の扱いについては [[論文 - 略語はなるべく使わない]] も参照してください。